「ニセ共感」で子供をコントロールしてない?

 

 

「子供の気持ちに共感するといい」

 

 

よく育児書に書いてありますよね。

 

わたしも、息子たちの話を聴くときは

 

「どんな気持ちだった?」

 

「嬉しかったのかな?」と

 

「共感」しながら話すようにしています。

 

 

 

 

先日、オンラインおしゃべり会で

 

こんなご相談がありました。

 

 

(ご了承を得ています)

 

・・ここから・・・・

 

子供が注射を嫌がって泣くので

 

こんな時は「共感」だ!と思って

 

「嫌だよね~」と伝えると

 

「そうなの、嫌なの!!!!」と

 

火がついたように泣き出した!

 

 

びっくりした。

 

火に油を注いでしまった?!

 

 

今、ふり返ると

 

子供に注射をさせるために

 

「ニセの共感」だったからかもしれない。

 

どうしたらよかったんだろう?

 

※伺ったお話を少し要約しています

 

・・ここまで・・・・・・

 

 

「共感」とは、

 

子供の目で見て、耳できいて、心で感じること。

 

ありのままを受けとめて、

 

認めることにつながります。

 

 

 

こちらのママは

 

「ニセ共感」だったかも…と

 

ご自身をふり返られたそうです。

 

するとね、

 

ほかの参加者さまも

 

「わたしもある!ニセ共感!」と大笑い。

 

 

ちなみに、

 

わたくし春木めぐみも

 

「ニセ共感」よくやってます。えへ・笑

 

 

 

子供は泣いたり騒いでる時

 

なぜ涙がでるのか、暴れてしまうのか

 

自分自身でもわからない時がよくあります。

 

 

「なんで泣くの?」とママに聴かれても

 

分からないから、言葉にできないんだよね。

 

 

 

そこで「共感」をしてあげて

 

さらに涙があふれてきたってことは

 

ドンピシャの気持ちだったのでしょうね。

 

 

ママに「泣き止ませたい、注射させたい」下心があると

 

びっくりしちゃうかもしれないけど

 

子供の立場で考えると

 

泣かせてもらえて、気持ちもわかってもらえて

 

スッキリなんだと想像できます。

 

 

事実、その後の注射は

 

看護師さんの誘導でスムーズにいき

 

子供さんも

 

「注射したもん!」と自慢げだったそう。

 

 

 

「共感」するのは

 

子供に言うことをきかせるためではなく

 

子供自身が、自分の気持ちに気づいて

 

自分で感情を整理していく手助けになります。

 

 

 

今回の場合は、

 

「注射が嫌!」という不安を受けとめてもらえて

 

泣いて発散することで

 

折り合いをつけることができたのでしょうね。

 

 

 

「ニセ共感」だとしても

 

多少、下心があったとしても

 

子供によりそうきっかけになるなら

 

いいんじゃないかなぁ。

 

 

「ニセ共感しかできない」

 

「100%共感できないとダメ」

 

…と、×をつけたくないの。

 

 

 

「ニセ共感だったなぁ~」

 

「子供をコントロールしたかったな」

 

「そんな自分がいたんだな」

 

「わたしの中にどんな気持ちがあったんだろう」

 

…と、自分との対話しながら

 

自分の味方になってあげると

 

次のステップに進みやすくなります。

 

 

 

ニセ共感から練習して

 

だんだん100%に近づいていこう!

 

 

もちろんわたしも、

 

100%共感なんてできないよ~。

 

お墓に入るまでに

 

いろんな経験をふまえて

 

共感の幅が広がっていくんじゃないかな。

 

それが

 

人としての成長なのだと思っています。

 

 

 

子育てを通じて

 

イライラと向き合うことで

 

人として成長させてもらってるんだよね。

 

 

 

「ニセ共感」という言葉に

 

とっても共感なおしゃべり会でした♪

 

 

 

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